キャバクラでは、たくさんの専門用語が使われています。日常生活では使われない言葉も多く、キャバクラで働き始めて間もないうちは戸惑ってしまうかもしれません。
そこで今回は、関西のキャバクラで使われている専門用語を厳選して紹介します☆ぜひ、キャバクラで働くときに役立ててくださいね♡
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関西キャバクラの専門用語<テーブルまわり編>
キャバクラでは、接客時に使う「物」にも専用の呼び名が付けられています。
その中でも今から紹介する用語は、どれも使用頻度の高い言葉ばかりです!ぜひチェックしておきましょう♪
おしぼり
お客さんに渡す温かいおしぼりのことです。雑巾を絞るようなジェスチャーがハンドサインとなっています。
つめしぼ
冷たいおしぼりのことを指します。
かわしぼ
乾いたおしぼりを指します。
ハウスボトル
お客さんが無料で飲めるお酒のことです。ほとんどのお店では、ウィスキーやブランデー、焼酎が用意されています。
キープボトル
ウィスキーやブランデーなどの有料ボトルは、よほどの事情がない限り一晩で空になることはありません。
そこで、キャバクラでは一定期間、お客さんがオーダーした有料ボトルを保管しています。その保管してあるボトルの呼び名が、キープボトルです。
ただし、キープできる期間はお店によって異なります。1ヶ月〜3ヶ月くらいのお店が大半ですが、気になる女の子は直接お店の人に聞いてみてくださいね。
ドリンク
ビールやカクテルをはじめとした単品の飲み物のことです。1杯につき1,000円〜が相場となっています。
ミネ
ミネラルウォーターの略称です。各テーブルに2本くらい置かれており、お酒を割るために使います。
ゲストグラス
お客さん用のグラスのことです。「ゲスタン」と呼ばれることもあります。
レディグラ
キャスト用のグラスのことです。基本的には、ゲストグラスより小さいサイズとなっています。
アイス
お酒を作る際に使用する氷のことです。「アイスください」とお店の人に伝えれば、アイスペールとトングごと新しく交換してくれます。
アイスペール
氷専用の入れ物のことです。
アイストング
氷をつかむものです。
チャーム
お客さんに提供される無料のおつまみのことを指します。飲食店の「お通し」を思い浮かべると、わかりやすいかもしれません。
チャームの種類はお店によって異なりますが、チョコレートやナッツが定番となっています。
関西キャバクラの専門用語<営業・指名編>
ここからは、営業や指名にまつわる専門用語を紹介します♡
A指名
入り口で特定のキャストを指名した上で入店すると、A指名となります。ちなみに、関西では「A指名」と呼ばれていますが、他の地域では「本指名」の呼び方が主流です。
B指名
B指名とは、フリーの状態で来店したお客さんが、店内で気に入ったキャストを指名することです。B指名以外にも、「場内指名」や「場内」といわれることもあります。
B指名を貰ったら、ハンドサインでお店の人に合図を送りましょう。地面を指差すようなジェスチャーをすればOKです☆
フリー
指名のないお客さんのことを指します。
同伴
お客さんと食事や買い物に行ってから、お店へ出勤することを指します。
アフター
営業後に、お客さんと食事に行ったり飲みに行くことを指します。同伴と違ってバックは発生しませんが、次回の来店につなげるための営業としてはかなり有効的です。
店外
休日に、お店の外でお客さんと会うことを指します。
色恋営業(色営)
色営(いろえい)は「色恋営業」の略称です。恋愛感情を用いた営業方法のことを指します。
友達営業(友営)
友営(ともえい)は「友達営業」の略称です。友だちのように振る舞う接客・営業スタイルのことを指します。
オラオラ営業(オラ営)
オラ営は「オラオラ営業」の略称です。その言葉どおり、お客さんに対してオラついた態度をとる営業方法のことを指します。
枕営業
「枕営業」は略して枕という場合もあります。指名や売上を増やすことを目的に、お客さんと一線を超えた関係を結ぶことを指します。
関西キャバクラの専門用語<その他>
最後に、使用頻度の高いキャバクラの専門用語をまとめて紹介します☆
オーラス
「オープンラスト」の略称です。お客さんが営業開始から閉店まで飲み続けることや、キャストが1日フルで働くことを意味します。
チェック
「お会計」という意味があります。お客さんに「チェックして」と言われたら、指でバツ印を作ってお店の人に合図を送りましょう。
ヘルプ
席を抜ける指名嬢の代わりとなって、お客さんを接客するキャストのことです。
幹・枝
複数人で来店したお客さんに対して用いられる言葉です。
- 幹 → 友人や知人を連れてきた指名のあるお客さんのこと
- 枝 → 幹と一緒にきたフリーのお客さんのこと
合番(あいばん)
合番には2つの意味があります。
- 2人以上のお客さんが一緒に来店したとき、それぞれに指名嬢がいること。
- 1人のお客さんが2人のキャストを指名すること。「ダブル指名」とも呼ばれる。
使う人によって意味が異なるので、注意するようにしましょう。
待機
出勤してから、お客さんの席に着くまでの空き時間のことです。
基本的にはお客さんから死角になっている空席やVIPルームで待機をしますが、中には立ち待機のお店もあります。
待機の待遇はお店によって異なるので、面接時に確認しておくようにしましょう。
待機カット
待機している時間のお給料がカットされることを指します。ほとんどのお店では待機中も時給が発生しますが、稀に待機カットをするお店があるので注意が必要です。
お茶
指名のお客さんが1人も来なかったときに使われる言葉です。「お茶をひく」や「ボウズ」といわれることもあります。
黒服
お店で働く男性スタッフのことです。「ボーイ」と呼ばれることもあります。
ガール
ホールスタッフとして勤務している女性のことを指します。
エスコート
お客さんを席まで案内する人のことで、女性が大半です。
付け回し
どのキャストをどの席につけるか、どのタイミングで席を移動させるかなどを指示する人のことを指します。
付け回しによってお店の人気や売上が変わるとも言われているくらい、とても大切なポジションです。
風紀
お店の男性スタッフとキャストが恋愛関係になることを指します。キャバクラ業界ではご法度の行為となっているので、のめり込みすぎないように注意が必要です。
色恋管理
恋愛感情を使って、お店の男性従業員が担当のキャストを管理することです。「色管(いろかん)」の略称で呼ばれることもあります。
痛客(いたきゃく)
お酒を強要してきたり、セクハラまがいなことをしてくるお客さんを指します。あまりにも度が行き過ぎている場合は、付け回しやその他のスタッフに伝えるようにしましょう。
太客(ふときゃく)
金払いの良いお客さんのことを指します。有名キャバ嬢のSNSでたびたび登場する高額なシャンパンを何本もおろすお客さんは、まさに太客だと呼べるでしょう。
細客(ほそきゃく)
あまりお金を使わないお客さんのことです。具体的には、ハウスボトルで1セットだけを過ごすお客さんが該当します。
ピン客
1人で来店するお客さんのことを指します。
専門用語を覚えて関西キャバクラで活躍しよう!
キャバクラの専門用語がマスターできたら、次はあなたに合ったお店探しをしましょう!
実際に働いてみることで、専門用語を使う適切なタイミングがつかめるようになりますよ☆
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